Hidden Divergence(HD)の見付け方

昨晩のチャートトレードWEBセミナー(齋藤トモラニ)で、HDに対する理解がより深まりました。

その前に、ダイバージェンスについてですが、基本型は、上昇トレンドで、高値が切り上がっているのに、RSIなどオシレーターの高値が切り下がっていたり、下降トレンドで安値が切り下がっているのに、オシレーターの安値が切り上がっていると、トレンド転換の可能性を暗示しており、注意を要するというものでした。

これに対し、HDは、同じ価格とオシレーターの逆行現象でも、上昇トレンドで、安値が切り上がっているのに、オシレーターの安値は切り下がっていたり、下降トレンドで、高値が切り下がっているのに、オシレーターの高値が切り上がっていると、逆に、トレンド継続の可能性を暗示しており、当該トレンドはもう一伸びある公算が高いというものです。

HDの例として、€¥15分足の6月29日(火)5:45から15:15を挙げてみましたが、トモラニ先生によると、HDは、できるだけ1時間足~日足で探した方がよく、あまり短い時間足では有効性が乏しいということでした。そこで示された€¥1時間足チャートでは、価格とRSI(9期間)のHDが綺麗に読み取れる箇所がたくさんあり、わざわざ15分足で提示する必要はなかったことに気付かされました。

RSIは中心にゼロラインがないオシレーターですが、30%と70%という明確な売られ過ぎないし買われ過ぎレベルがあるという点では、使い勝手がよく、ROCに傾きかけた私にとても、捨て難い魅力があります。オシレーターをどうするか、悩む日々がまだ続きそうです。