ドットチャートショックを受けて

先週木曜日未明に発表されたFMCメンバーによる今後の政策金利の予想の分布図(ドットチャート)で、再来年からの利上げを予想するメンバーが大幅増加すると共に、予想する利上げ回数・金利水準のバラツキも広がり、パウエル議長の統率力に対する不安が広がったと言われているようです。

市場の方は、予想を遥かに超える急激なリスク・オフの反応を示し、$ストレートは軒並み急上昇、株価指数が急激に下落、欧州通貨も資源国通貨も急激に下落し、私がメインで運用していた€¥や£¥も週足のボリンジャーバンドの2σ付近からミドルラインまで僅か2日そこらで一気に下がりました。

 

さすがにこれ以上下がり続ける確率は高くないと見られますが、$¥ロング以外のクロス円ロングはすでに相当な含み損を抱えており、仮にこれ以上下がると、証拠金不足に陥る危険性が出てきました。

 

そこで、これを機に$¥ロング以外のポジションを全て決済しました(土曜日の朝)。他方、ループイフダン($¥・€¥・£¥の買いループ)は、超長期目線の運用であり、今回の下げも大したダメージではないため、運用を続けることにしました。

 

今後の方向性として、現在しようしている3口座のうち、SBI証券の口座は閉じて、❶ひまわり証券のループイフダンと❷FXTFの手動トレードの2本立てで勝負していこうと思いました。

 

その際の拠り所は、❶Eveningチョイスと❷ローソク足トレード手法のみとし、他の情報は参考程度という位置付けに変えたいと思います。

 

今回の惨事は私のトレード人生の一大転換点になるような気がします。